学生の頃の就活とは違い転職というのはその人が経験してきたものを全面的に使って勝負する行事のようなものだと感じます。学生の頃は経験など重要視されませんから、とにかく勢いで押し切った記憶がありましたが、転職はもう少し計略的に動いたようなイメージがあります。

 

 営業をするときに初めから値段交渉をしないのと同じように転職時の面接も初めから本題となるその人の経験や技能に対する質問はありません。初めの方が雑談から入り、それとなく質問が始まりますから、それに応じてタイミングよく自分をアピールする必要があります。

 

 転職者の情報が一通り相手に伝わっていますからこちらとしてはそこに書かれた情報など伝える必要がありません。ですから履歴書はレジメのようなものです。あくまで「私」という情報の概要がそこに書かれているだけであって、言ってしまえば目次のようなものです。

 

 面接は本題であり、本文ですからそこが魅力的でなければ興味を持ってくれません。本を読むと起承転結があるように、面接にも起承転結があり、初めは多少失敗しても後で挽回できますが、初めに見せ場を持ってくると後は陳腐なものとなってしまいます。

 

 相手が一番知りたい情報とは「採用するメリット」です。今まで仕事の内容と自分の役割から導入して、最後はその会社に自分がどれだけ魅力的なのかが顛末となります。



このページの先頭へ戻る